マカフィー、機密データの漏えいを防ぐ「Host Data Loss Prevention」新版
マカフィー株式会社は3月15日、情報漏えい防止ソリューションの新版「McAfee Host Data Loss Prevention 9.0」を発表した。3月23日より提供を開始する。
Host Data Loss Preventionは、社内外にあるクライアントPCの機密データに対して、リアルタイムに監視・漏えい防止が行える情報漏えい対策製品。ポリシーに基づき、機密データを自動的に識別。識別したファイルの種類や、データ転送の流出経路ごとにルールを設定することで、情報漏えいを確実に防ぐことができる。また、クライアントPCにエージェントを配備することで、社内だけでなく社外での機密データの漏えいを監視・防止できる。制御できるのは、機密データへのアクセス、印刷、ネットワークや入出力デバイスへの送信など。また、収集した情報を元に、詳細なレポートを作成する機能も用意されている。
新版では、Adobe LiveCycle Rights Management ES2との連携機能を搭載。これにより、ポリシーベースのデータ分類と電子文書保護を組み合わせて利用できるとしている。このほか、ルール違反を引き起こしたテキストをハイライト表示する「ヒットハイライト」、USBメモリなどリムーバブルデバイス制御機能の強化、ドキュメントプロパティ定義の強化なども行われている。
対象OSは、Windows 2000 Professional SP4以降/XP Professional SP1以降/Vista Enterprise/Vista Business。
価格は、1ノードあたり1万6800円。
2010/3/15 12:30