カスペルスキー、中小規模向けのセキュリティソフト「Small Office Security」

　株式会社Kaspersky Labs Japan（以下、カスペルスキー）は3月25日、中小企業・SOHO向けの統合セキュリティソフト「Kaspersky Small Office Security」を発表した。

　Kaspersky Small Office Securityは、中小企業向けに設計されたセキュリティソフト。Windows環境のクライアントPCとサーバーを対象に、ウイルス/スパイウェアを検知・駆除するマルウェア対策機能、迷惑メール（スパム）対策機能を提供する。またクライアントPCに対しては、IPSを含めたパーソナルファイアウォール機能、デバイスコントロール機能なども提供できるという。

　マルウェア対策に用いるパターンファイルは、約1時間という業界最高頻度で配信。必要なファイルのみを自動更新するほか、ユーザーのアクティビティに応じてスキャン速度を調整する機能も備えており、システムリソース消費を抑制可能とのこと。

　対応環境は、クライアントPCはWindows 7 Professional/Enterprise/Ultimate（32ビット/64ビット）、Vista Business/Enterprise/Ultimate SP1以降（同）、XP Professional SP2以降（同）、2000 Professional SP4 ロールアップ1以降。サーバーはWindows Server 2008 R2、Server 2008 SP1以降（32ビット/64ビット）、Server 2003 SP2（同）、2000 Server SP4 ロールアップ1以降、などに対応する。

　価格は、1サーバー＋5PCが2万5000円、1サーバー＋10PCが3万5000円、追加5PCが2万円。