日本ユニシス、SharePoint 2010の技術者育成コミュニティを開設

　日本ユニシス株式会社は4月6日、「Microsoft SharePoint Server 2010（以下、SharePoint 2010）」における技術者育成コミュニティ「SharePoint Technical Council 2010」の運営を開始した。

　同コミュニティの目的は、2010年上半期にリリース予定のSharePoint 2010を活用してシステム構築できる、専門性の高いシステムエンジニアを育成すること。

　日本ユニシスでは、米Microsoftが実施するSharePoint 2010評価プログラム「TAP（Technical Adoption Program）」に参加し、αバージョンから評価に取り組んできた。同コミュニティではこのスキームを生かしつつ、Microsoft開発部隊とともに運営し、日本ユニシスの実装に関する最新情報、Microsoftの詳細な技術情報を提供する。

　また、日本ユニシスやパートナー企業のSharePointシステム構築の経験から顧客の要件を抽出し、それに対する実装方法の検討も実施。製品知識だけでなく、実案件に沿った形で実装技術の習得・共有が可能という。

　さらにワークショップ型の技術者コミュニティ形成も支援。事前にテーマに関連するアンケートを実施し、その内容をもとに、技術者がより発言しやすい環境作りに励む。その都度発生する疑問点についても全員でディスカッションするため、理解の促進、技術者同士のつながりを深められるとしている。