ポピュラーソフト、Micorsoft Exchange環境に対応したメール誤送信防止ツール
ポピュラーソフト株式会社は4月12日、メール誤送信防止ツールの新版「Popular MailChecker 2.0」を販売開始すると発表した。新たにMAPI(Messaging Application Programming Interface)に対応したため、Exchange Serverのユーザーも利用できるようになったという。
Popular MailCheckerは、メール送信時のケアレスミスによる情報漏えいを防止可能なソフト。メール送信直後にPopular MailCheckerの確認画面が起動し、送信内容の確認を要求する仕組みで、件名、TO、CC、BCC、添付ファイル、警告文字など、すべてチェックされるまで送信を保留するようになっている。また、添付ファイルの自動圧縮・暗号化(ZIP形式)をワンクリックで行える付加機能も搭載するほか、事前に設定しておけば、すべての添付ファイルを自動的に圧縮・暗号化するような設定にも対応する。
これまでも、利用するメールソフトに依存しない仕様となっていたが、新版ではSMTPに加えてMAPIをサポートしたことにより、Exchange Server/Outlook環境での利用が可能になった。さらに、TO/CC上の外部ドメイン・メールアドレス数の最大値を設定できるようにしたことで、メールニュースなど、BCC機能を利用した同報メールで、TO/CCへの設定ミスを防止可能としている。
対応環境は、Windows 7/Vista SP1以降/XP SP2以降/2000 SP4以降。価格は、1クライアントライセンスあたり4980円で、企業利用時は10クライアント単位での販売となる。また、企業内に限り、ユーザー数・ドメイン数無制限で利用できるエンタープライズライセンスも用意した。こちらの価格は498万円で、2年目より、購入金額の20%の年間保守料金が必要となる。
2010/4/12 17:26