協立情報通信とマイクロソフト、クラウド活用促進で協業強化


 協立情報通信株式会社とマイクロソフト株式会社は4月20日、中堅・中小企業のクラウド活用促進に向けて、協業を強化すると発表した。

 協業強化は特に、クラウドとスマートフォンを活用することのメリットを正しく啓発するとともに、ユーザーの業務に合ったITソリューションの活用を促進するのが主な目的。独立情報通信が2006年より提供している「情報創造コミュニティー 法人会員サービス」と、マイクロソフトの企業向けクラウドサービス「Microsoft Online Services」を組み合わせた「マイクロソフトクラウド業務活用サービス」を4月22日より提供する。

 マイクロソフトクラウド業務活用サービスは、クラウドサービスと関連ツールを提供するとともに、その具体的な活用方法を個別に提案する定額制サービス。入門編の「スタートコース」と、より深く活用するための「業務活用コース」の2種類を用意し、中堅・中小企業のユーザーに対して、活用教育や業務適用アドバイスを実施し、運用もサポートする。

 併せて、同サービスをSharePoint Onlineの利用に特化してパッケージ化した「クラウド業務活用サービス スタートパック SharePoint Online版」も提供。これを記念して、体験セミナーに参加した顧客に、協立情報通信が運営するマイクロソフトソリューションスクールの講座受講券2枚をプレゼントする「ふくはちキャンペーン」も実施する。

 また、4月26日には、Microsoft Online Servicesとスマートフォンの連携ソリューションに関する法人相談窓口「プレミアムサロン」をドコモショップ八丁堀店に開設。これらの施策により両社は、Microsoft Online Servicesを2010年6月末までに100社、今後5年間に1000社以上の導入をめざす。




(川島 弘之)

2010/4/21 06:00