ビープラッツ、“Panda印”のクラウド型アンチマルウェアを月額提供


 PS Japan株式会社は4月27日、ビープラッツと提携。同社のサービス流通支援システム「SaaSplats」上で、クラウド型マルウェア対策サービス「Panda Cloud Office Protection」月額課金サービスの提供を開始した。

 Panda Cloud Office Protectionは、スペインPanda Securityが提供するPC・ファイルサーバー向けクラウド型マルウェア対策サービス。管理やアップデートなどのインフラをクラウドから提供するため、ユーザー企業はハードウェア購入や運用リソースが不要。マルウェア対策+ファイアウォール機能が利用できる。

 今回、Panda Securityの日本法人であるPS Japanとビープラッツが提携。SaaS/PaaSを流通するビープラッツのSaaSplatsから、主にSOHOや小規模企業を対象に、初期費用なし、最低利用数5台、1台あたりの月額費用263円(メール・電話サポート込み)で提供する。これまでPanda Cloud Office Protectionは、年間単位でのライセンス販売のみだったが、ビープラッツとの提携で月額提供が実現した。年額課金版(3150円)も併せて提供するとしている。

 販売は、ビープラッツのSaaSストアのほか、販売代理店のDIS、ネットワールド経由で行う。そのほかのパートナーでの取り扱いも順次拡大していく方針。




(川島 弘之)

2010/4/28 12:47