OBCの「奉行iシリーズ」と連携するIT資産管理ソフト「iConductor」新版
株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズは8月20日、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行iシリーズ」と連携するIT資産管理ソフトの新版「iConductor for 奉行 V3.0」を発表した。9月より販売開始する。
同製品は、奉行iシリーズユーザーの資産管理業務を効率化し、「資産の保全」をサポートするもの。奉行iシリーズ内の人事や機器の契約情報を、iConductorの資産管理台帳へ登録することで、資産の保全業務において発生しがちな、「IT機器管理台帳に記載されているIT機器の数や場所が合わない」「物品・組織・人・契約情報をひも付けて管理しきれない」という問題を解決。組織・人事異動に伴う情報の反映作業なども効率化できるという。
特徴は、PCへソフトを導入しなくてもインベントリ情報を収集できるため、導入期間を削減できる点。また、Excelベースの直感的な操作性を実現するため、専門知識がなくても簡単に利用可能なほか、Excelで管理するデータのインポートにも対応するため、短期間で業務を開始できるという。
価格は、インベントリ情報を収集するPC数に応じた設定。例としてPC数が100台の場合、ライセンスが82万円(税別)、サポートサービスが12万3000円(同)。別途、オプションサポートサービスやスタートアップサービスなども用意する。
販売目標は、年間300企業。
2009/8/20 15:00