日本HP、128GB SSD搭載のミニノートPC「HP Mini 5101」

　日本ヒューレット・パッカード株式会社（日本HP）は8月27日、法人向けのミニノートPC「HP Mini 5101 Notebook PC（以下、HP Mini 5101）」と、ノート型シンクライアント「HP 4410t Thin Client（以下、HP 4410t）」を発表した。HP Mini 5101は、同社直販営業および販売代理店にて同日より受注を開始し、「HP Directplus」にて9月上旬から販売を開始する。

■ビジネスに最適なノートPC「HP Mini 5101」

HP Mini 5101 Notebook PC

　HP Mini 5101は、10.1型ワイド液晶搭載のミニノートPC。アルミニウムの天板とマグネシウム合金を用いた剛性の高い筐体など、従来モデル「HP Mini 2140」の特徴はそのままに、黒を基調とした新デザインを採用。ディスプレイ部の筐体表面はアルマイト（陽極酸化）処理とヘアライン加工を施して耐食性、耐摩耗性を強化している。

　CPUはAtom N280（1.66GHz）。7200rpmの160GB HDD搭載モデルと、128GB SSD搭載モデルを用意し、メモリは標準2GB。OSは、Windows XP Professional SP3適用済み（Windows Vista Businessダウングレード）。

　各キーを独立させた新デザインの「ユニアレンジメントキーボード」を採用し、キーピッチはフルサイズキーボード比95％の余裕あるサイズを実現。HP Mini 2140では左右に配置されていたタッチパッドのボタン位置をパッド下部に変更し、一般的なノートPCに近い操作性を備えた。連続駆動時間は4セルの標準バッテリで約4.5時間。HDDを振動から守る「HP 3Dドライブガード」や、BIOSパスワードとドライブロックの設定など、ビジネス用途に必要な機能を搭載している。インターフェイスにはGigabit Ehternet×1、IEEE 802.11a/b/g/draft-n、Bluetooth 2.1を備える。

　価格は、HDD搭載モデルが6万9930円から、SSD搭載モデルが7万9800円から。

■より小さく軽くなったモバイルシンクライアント「4410t」

HP 4410t Thin Client

　4410tは、14型ワイド液晶を搭載するノート型シンクライアント。質量は、従来モデルに比べて約650g軽量化された約2kg。鍵付きのキャビネットに保管でき、別売オプションのUSBドッキングステーションを利用すれば、机上では2画面出力対応のデスクトップシンクライアント、取り外せばモバイルシンクライアントといった柔軟な使い方にも対応する。

　価格は7万9800円から。