丸紅情報、軽快なデスクトップ型BIソフト「HiQube」を販売


 丸紅情報システムズ株式会社(以下、丸紅情報)は9月1日、アルテアエンジニアリング株式会社(以下、アルテア)とBIソフト「HiQube」の販売代理店契約を締結した。財務・経理などの情報を分析し、経営の効率化を目指す企業に向けて拡販に努める。

 ハイキューブは、容易な操作で迅速なデータ分析が可能なデスクトップ型BIソフト。オープンアーキテクチャを採用し、「階層型」「リレーショナル型」「多次元型」の3種類のデータ管理手法を組み合わせた統合型フレームワークを特徴とする。

 集計項目に対し、「スライシング&ダイシング」「ドリルダウン&ドリルスルー」「アドホッククエリ」などのOLAP処理を行うことができ、What-If分析によるシミュレーション展開も可能。その結果をダッシュボードへ出力するなど、レポート作成から配信に至る一連のプロセスを実行できるという。

 分析には25種類のグラフテンプレートを備え、ユーザー自身が容易な操作で分析・シミュレーションを行える。付属の「HiQube Web Viewer」を使用すれば、複雑なサーバーシステムを導入することなく、Webブラウザからレポートやグラフをリアルタイムに閲覧できる。

 ライセンスは、同時アクセスユーザー数に応じたフローティングライセンス方式を採用。オフィスや地域を越えた利用も可能なので、結果的にソフトへの投資を抑えられるとする。最小構成価格は、35万7500円(税別)/年から。




(川島 弘之)

2009/9/1 17:50