ネオジャパン、“1つ先の作業”まで行えるdesknet's向け新着確認ツール


 株式会社ネオジャパンは9月9日、Webグループウェア「desknet's」ユーザーが利用できる無償のデスクトップツール「desknet's iCheck」を発表した。Webメールやインフォメーション、伝言などの新着状況をポップアップ通知する機能を備えている。提供開始は同日より。

ホーム画面のイメージメールや伝言などの新着がある場合は、ポップアップで通知する

 iCheckは、desknet'sユーザー向けのクライアントアプリケーション。あらかじめ設定された一定時間(5分~3時間)ごとに、「Webメール」「インフォメーション」「伝言」各機能の新着を確認し、ポップアップで通知する機能を備える。また、「Webブラウザをわざわざ立ち上げなくても、メールの返信や伝言の確認処理など、1つ先の作業までをこのツールの中で行える」(同社)点が特徴で、作業効率を改善できるという。さらに、「スケジュール」「アドレス帳」「利用者名簿」といった機能も備えており、スケジュールについては確認だけでなく、新規登録や変更、削除もこのツールから行うことができる。

 対応するクライアントPCのOSはWindows 7/Vista/XP。利用にあたっては、iCheckのサーバーモジュールをdesknet'sのサーバー環境へ、クライアントモジュールをクライアントPCへインストールする必要があるほか、Windows Vista/XPについては別途、.NET Framework 3.5 SP1以降も必要となる。ただし、サーバーモジュールのインストール後はクライアント用のインストーラがサーバー内に公開され、ここにアクセスすれば、ユーザーは.NET Framework 3.5を含めて簡単にインストールが行えるとのこと。

 主に大企業の部門や中小企業向けに提供されている「desknet's スタンダード版 Ver.7」のユーザーは、無償で利用可能。大企業向けの「desknet's Enterprise Edition Ver.7」のユーザーについては、個別開発で対応するとしている。




(石井 一志)

2009/9/9 09:50