ミラクル・リナックス、最新のHAクラスタソフトとOSをバンドルしたパッケージ
ミラクル・リナックス株式会社は11月4日、高可用性(HA)クラスタパッケージの最新版「MIRACLE CLUSTERPRO X 2.1」を発表した。価格は60万円(税別)で、同日より出荷を開始する。
MIRACLE CLUSTERPRO Xは、高い可用性を提供するクラスタソフトのパッケージ製品。NEC性の最新クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO X 2.1」2CPU分のライセンスと、自社のLinux OS「Asianux Server 3 ==MIRACLE LINUX V5 SP2」2ノード分のライセンスをセットにして提供する。
CLUSTERPRO X 2.1では、スナップショット機能や、共有ディスク型クラスタ同士を遠隔地間でミラーリングする機能を追加。また、障害が発生したサーバーのIDランプ(筐体ランプ)を点滅させたり、特定のCLUSTERPROサーバーから任意のCLUSTERPROサーバーに対しコマンドを実行したり、ユーザー定義の監視スクリプトを簡単に実装したりすることも可能になっている。加えて、省電力化を図るため、待機系サーバーでCPUのクロックを下げる機能も実装した。
2009/11/4 13:00