アライドテレシス、50℃動作対応のFast Ethernetスイッチ

CentreCOM FS716TX V3

　アライドテレシス株式会社は11月17日、Fast Ethernetスイッチの新製品「CentreCOM FS716TX V3」を発表した。24日より出荷開始する。

　CentreCOM FS716TX V3は、100BASE-TX/10BASE-Tポートを16ポート搭載したFast Ethernetスイッチ。オートネゴシエーション機能による100/10Mbps、全二重/半二重の自動認識、および手動設定に対応する。また、16番ポートをAuto MDI/MDI-Xへ強制的に固定し、そのほかのポートをMDI固定とすることで、ケーブルの誤接続によるリンクアップを防止することができる。

　EAPパケットを含むマルチキャストパケット透過機能も搭載し、IEEE 802.1X認証を行っているレイヤ2/3スイッチと端末の間に同製品を設置可能。フローコントロール機能により、通信中に過度なトラフィックが発生した場合にもパケットの損失を防げる。同機能についてもON/OFFの手動設定に対応する。

　動作時温度は0～50℃に対応。ファンレス設計で動作音がしないため設置場所を選ばないという。また省エネ機能により最大消費電力を55.5％削減したエコ・フレンドリー製品として、省エネ基準を達成している。

　価格は3万4800円（税別）。