「PacketiX VPN 3.0」RC2公開、製品版は3月発売


 ソフトイーサ株式会社は2月26日、VPNソフト「PacketiX VPN 3.0」のプレリリース版(RC2)を公開した。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000/Me/98/NT4.0およびWindows Server 2008 R2/2008/2003、Mac OS X 10.4以降、Linux(カーネル2.6/2.4)、FreeBSD 8以降、Solaris 8以降。ソフトイーサのサイトから無償でダウンロードでき、6月30日まで使用できる。製品版は3月中に公開予定。

 「PacketiX VPN 3.0」では、Windows 7およびWindows Server 2008 R2に正式に対応。タスクバー上のアイコンから各種操作が行えるジャンプリスト機能に対応した。また、IPv6対応を強化し、IPv4ネットワークを経由してIPv6ネットワークをVPNにより接続する「IPv6 over IPv4」機能に対応したほか、反対にIPv6ネットワーク経由でIPv4ネットワークをVPN接続する「IPv4 over IPv6」機能も備える。

 また、NTTの「フレッツ・ドットネット」サービスを利用することで、Bフレッツ網に接続されている2拠点をISPを経由せずにVPN接続する機能や、暗号強度の強化、64ビットシステムへの対応強化、パフォーマンスの高速化などを行っている。

 2009年12月に公開した「PacketiX VPN 3.0」RC1はWindows版のみの公開となっていたが、RC2ではMac OS X版、Linux版、FreeBSD版、Solaris版も公開。製品版公開前の最後のリリースとなり、今後機能の追加や削除を行う予定はないため、RC2で導入前の評価を行ってほしいとしている。





(三柳 英樹)

2010/2/26 16:29