HDE、Webとメールのセキュリティに対応した「tapirus Mvシリーズ」


tapirus Mv2000
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 株式会社HDEは3月10日、セキュリティアプライアンス「tapirus Mv1000/2000」を発表した。3月31日より販売を開始する。

 tapirusは、エフセキュアとのアライアンスによって提供されるWeb&メールのセキュリティアプライアンス。従来製品のtapirus MiシリーズではSMTPのみがチェック対象であったが、tapirus Mvシリーズでは、SMTPのほか、HTTP、FTP、POPをチェック対象に追加しているのが特長。これにより、改ざんされたWebサイトへのアクセスをブロックすることが可能になった。

 tapirus Mv1000は、1日あたり5万通のメール流量、従業員数で1000名程度をターゲットとした製品。主なスペックは、Atom 330(1.60GHz)、2GBメモリ、160GB HDD。本体は1/4Uサイズ(高さ45mm×幅200mm×奥行き350mm)とコンパクトなシャーシを採用している。価格は、初年度サポート費用を含めて79万8000円。次年度以降のサポート更新費用は29万4000円。なお、FTPとPOPのチェックはオプションとなっており、25万2000円が別途必要。

 tapirus Mv1000は、1日あたり10万通のメール流量、従業員数で従業員数2000名程度をターゲットとした製品。主なスペックは、Xeon X3440(2.53GHz)、4GBメモリ、160GB HDD(RAID)。1/2Uサイズ(高さ45mm×幅440mm×奥行き350mm)のシャーシを採用している。価格は、初年度サポート費用を含めて129万8000円、次年度以降のサポート更新費用は47万2500円。なお、FTPとPOPのチェックはオプションとなっており、37万8000円が別途必要。





(福浦 一広)

2010/3/10 12:30