Windows 7に対応したアプリケーション仮想化ソフト「VMware ThinApp 4.5」


 ヴイエムウェア株式会社は3月18日、アプリケーション仮想化ソフトの新版「VMware ThinApp 4.5」を発表した。スイート製品の「VMware ThinApp Suite」として提供されるほか、VMware View Premierの一部として提供される。

 ThinAppは、Windowsアプリケーションを実行環境ごとパッケージ化するアプリケーション仮想化ソフト。実行環境ごとパッケージ化することで、どのWindows環境でもアプリケーションを動作させられるのが特長。ThinAppを利用することで、Windowsのバージョンに依存したカスタムアプリケーションを実行したり、Internet Explorerなど同じWindows環境で同時に実行できないアプリケーションを共存したりといった使い方ができる。

 新版では、Windows 7をサポートしたほか、64ビット環境をサポート。また、仮想アプリケーションが使用するページファイル容量を削減することで、アプリケーションの起動を高速化するなどパフォーマンスの向上も図られている。なお、旧版からは、再リンクすることで簡単にアップグレードできるとしている。

 市場予想価格は、VMware ThinApp Suite(50クライアントライセンスを含む)が62万5000円。





(福浦 一広)

2010/3/18 11:39