住電情報、更新されたファイルをすくに検索できる「QuickSolution Ver.7.2」

　住友電工情報システム株式会社は3月18日、全文検索エンジンの新版「QuickSolution Ver.7.2」を発表した。同日より販売を開始する。

　QuickSolutionは、PCサーバー1台で1億件のデータ検索に対応し、1000万件のデータを0.1秒で検索できるという大容量・高速検索が特長のエンタープライズサーチ製品。企業内に分散するファイルサーバー、Webサーバー、データベースサーバー、グループウェアに保存された大容量の文書・データに対して、自然文で入力された質問文と類似する文書を高速に全文検索できる。

　新版では、ファイルサーバーの検索容量を、1TBから3TBに拡張。また、更新されたファイルをリアルタイムで検索対象とする機能も搭載された。そのほか、一定期間アクセスされていないファイルを検知し通知するファイルサーバー整理支援機能を用意。これにより、ファイルサーバーの効率利用が可能になるほか、自動的に検索対象から除外するといった使い方も可能となっている。

　価格は、80万円から。同社では、年間6億円の売上を見込んでいる。