「ニフティクラウド」がWindows Server 2008 R2に対応、ロードバランサーも追加


 ニフティ株式会社は4月22日、クラウドサービス「ニフティクラウド」について、ロードバランサーの追加やWindows Server 2008 R2への対応など、ラインアップ強化を実施した。

 ロードバランサーについては、トランスポート層(レイヤー4 TCP)のロードバランス機能を提供する。ロードバランサーのバランスポリシーは、「ラウンドロビン」「リーストコネクション」から選択でき、HTTPヘッダーへの「X-Forwarded-For」も追加可能。設定はすべてニフティクラウドのコントロールパネルから行える。料金は10Mbpsの場合で月額1万500円。

 OSについては、現在対応しているCentOS 5.3とRed Hat Enterprise Linux 5.3に加えて、利用者の要望が高かったWindows Server 2008 R2に対応した。初期費用は無料で、料金は従量課金(1時間6.3円/vCPU)または月額料金(3675円/vCPU)が選択できる。

 さらにディスク増設の有償オプションに、アーカイブ用途を想定した低価格ディスクオプション「DISK 40」を追加。月額料金は4200円(100GB)で、ディスク容量は100GBから2TBまで選択が可能。最大4つのディスクまで接続できる。




(三柳 英樹)

2010/4/22 13:04