ポリコムのテレプレゼンスシステムがフルHDに対応


 ポリコムジャパン株式会社(ポリコム)は6月16日、テレプレゼンスソリューション「Polycom RealPresence Experience(RPX)」「Polycom Telepresence Experience(TPX)」の機能を強化すると発表した。従来対応していた720p/30fpsに加えて、720p/60fpsと1080p/30fps(フルHD)を新たにサポートし、よりクオリティの高いビデオ会議が可能になる。

 Polycom RPX/TPXは、ポリコムが提供するテレプレゼンスソリューション。会議の相手がまるで同じ部屋にいるかのような臨場感のある対話が可能になっているほか、コンテンツのシームレスな共有にも対応し、業務効率を向上させることが可能という。

 今回は、従来サポートしていた720p/30fpsのみならず、より滑らかな動きを実現する720p/60fpsと、高い解像度による鮮明な映像を提供できる1080p/30fpsに対応。より臨場感のあるテレプレゼンス環境をユーザーに提供できるとのこと。ポリコムでは、前者は遠隔医療などの最高品質が求められる用途、後者は学校の教室やトレーニングセンターなど、動的な環境に最適としている。

 なお、リアルタイムメディア会議プラットフォーム「Polycom RMX 2000」と組み合わせれば、ビデオ会議システム「Polycom HDXシリーズ」との多地点接続時にも、フルHDとHDに対応可能である。




(石井 一志)

2009/6/19 17:52