マイクロソフト、ボリュームライセンスユーザー向けに日本語版Windows 7を提供開始


 マイクロソフト株式会社は8月10日、Windows 7の日本語版を、ボリュームライセンスプログラムのユーザー向けに8月9日より公開していることを明らかにした。ただし、Windows 7の一般販売は開始されていないため、利用できるのは、Windows Vista以前のOSのライセンスを持ち、保守契約に相当する「ソフトウェアアシュアランス(SA)」契約を継続しているユーザーに限られる。

 米国時間7月22日にRTM(製造工程向けリリース)が発表されたWindows 7は、英語版が技術者・開発者向けの「MSDN」「TechNet」ですでに公開されているが、日本語版が公開されたのはこれが初めて。Windows 7 Professional/Enterpriseが公開されている。

 マイクロソフトでは、SAを優待価格で提供する「法人様向け“Windows 7先行優待キャンペーン”」を8月末までの期間限定で提供しているが、このキャンペーンでSAを取得しているユーザーももちろん、一足先にWindows 7 日本語版を利用できる。

 なお日本国内でのWindows 7の販売は、ボリュームライセンス版が9月1日、パッケージ版が10月22日の予定である。




(石井 一志)

2009/8/10 12:09