日本HP、2万円を切るA3インクジェットプリンタ「Officejet 7000」

HP Officejet 7000

　日本ヒューレット・パッカード株式会社（以下、日本HP）は8月25日、1万円台を実現したビジネス向けA3対応インクジェットプリンタ「HP Officejet 7000」を発表した。9月11日より販売開始する。

　HP Officejet 700は、有線LAN標準搭載のA3インクジェットプリンタ。にじみのないシャープなテキスト印刷が行える顔料系黒インクと、階調表現豊かな染料系カラーインクを採用。4色独立インクシステムの搭載することで、A4カラー文書1枚7.6円の低ランニングコストを実現した。使用頻度の高い黒インクカートリッジには増量タイプを用意し、インク交換の手間も大幅に削減できるという。

　プリント速度は、モノクロ最高33枚/分、カラー最高32枚/分。筐体サイズも、幅574×高さ181×奥行き402mmとコンパクト。L判からA3+までの幅広い用紙に対応し、給紙トレイと排紙トレイを前面に配置することで優れた使い勝手も実現した。

　価格は1万9950円。

　なお日本HPでは、大量印刷に適した耐久性を備える「HP Officejet Proシリーズ」と、低価格でビジネスに必要な機能を搭載する「HP Officejetシリーズ」の2種類を展開している。今回の新製品によって、両シリーズとも、A4複合機・A4プリンタ・A3プリンタのフルラインアップとなり、予算や目的に応じて最適な製品が選択可能となったとする。