ジェイズ、Juniper製の中小向けセキュリティ製品「SRX100」を販売


 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下、ジェイズ)は10月30日、米Juniper Networks(以下、Juniper)のSOHO・小規模拠点向けサービスゲートウェイ「Juniper Networks SRX100」を、パートナー経由で販売すると発表した。

 SRXシリーズは、Jniper製ネットワークOS「JUNOS」をベースとしたエンタープライズ向けセキュリティ製品。JUNOSはサービスプロバイダ・通信事業者向けルータ製品への搭載で実績を持ち、SRXシリーズやレイヤ3スイッチ「EXシリーズ」などのエンタープライズ製品のOSとしても採用されている。

 今回のSRX100は、「SRX210/240/650」から構成される中小規模拠点向けSRXシリーズを補完する製品。13万9800円と低価格帯を設定し、少人数のブランチオフィスはもちろん、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ファストフードなど、多拠点展開用のVPNルータとしての活用も見込まれるという。

 IPS(不正侵入防御)、Juniper-Kasperskyアンチウイルス、SOPHOSアンチスパム、Websense Webフィルタ/コンテンツフィルタなどのUTM機能を標準、もしくはオプションライセンスとして利用可能。

 ジェイズでは、フルラインアップとなったSRXシリーズと、EXシリーズ、集中管理システム「Network and Security Managerシリーズ」、ネットワークセキュリティ管理プラットフォーム「Security Threat Response Managerシリーズ」などのJuniper製品を組み合わせ、パートナー企業とともに積極的に展開していく方針。




(川島 弘之)

2009/10/30 12:05