NECネクサ、仮想PC型シンクライアントサービスをASP方式で提供


 NECネクサソリューションズ株式会社(NECネクサ)は11月9日、最少40台から導入できる仮想PC型シンクライアントサービス「Clovernet シンクライアントASPサービス」の提供を開始した。

 同サービスは、定額制のシンクライアントASPサービス。「Clovernetシンクライアントオペレーションセンター」が提供する「ASPサービス」「ヘルプデスクサービス」を利用することで、初期導入・運用管理コストを低減できるのが特徴。特に中小規模や段階的なシンクライアント導入に最適という。

 同センター内でClovernetゲートウェイと直接接続し、ユーザーごとに必要帯域を確保した高信頼性のネットワーク環境を提供する。リモートアクセス基盤として、「Clovernet モバイルVPNサービス」と組み合わせることで、強固な認証基盤とモバイル専用のインターネットアクセス経路も利用で可能。ユーザーがすでに利用しているVPNサービスとも併用できるという。

 シンクライアント方式には仮想PC型を採用。アプリケーションソフトの使用制限が少ないのがメリット。また、管理用サーバーを複数社でシェアするマルチテナント方式により、端末台数分での課金メニューを実現している。

 契約は最少40台から。ASPサービス価格は、Economyプラン(60台契約時)が月額7500円/台から。ヘルプデスクサービス価格は、基本料が3万2000円、台数料金(60台契約時)が200円/台。




(川島 弘之)

2009/11/9 16:08