弥生、有楽町ビックカメラで「弥生10シリーズ」発売イベント


弥生10シリーズ発売日の12月4日、有楽町ビックカメラ店頭の発売イベントで自らハッピを着て製品説明・デモに立つ弥生株式会社 岡本社長

 弥生株式会社は「弥生10シリーズ」発売日の4日、有楽町ビックカメラの店頭で発売イベントを実施。岡本社長が自ら店頭に立って、弥生10シリーズのプレゼンテーションと操作デモを行った。

 店頭イベントが行われた有楽町ビックカメラ4階のソフトウェア売り場では、今日発売の「弥生会計10」がエレベータで上がるとすぐ目に付く場所に山積みにされており、イベントはその一角で行われた。

 岡本社長は「弥生10シリーズ」は日本で一番使われている業務ソフトと紹介したあと、今年発売の10シリーズの特長として(1)Windows 7対応、(2)オンラインアップデート機能、(3)サポートの充実を挙げ、「弥生10シリーズ」のテーマ「あんしん」を前面に押し出して製品紹介を行った。

 弥生は今年の10シリーズで、はじめて無料の入門セミナーを全国で開催する。また、登録ユーザーには入門用のDVDをもれなく送付する。岡本社長はこうしたサポート面での充実を紹介しながら、「弥生のサポートセンターの人数は何人?」といったクイズも交えて(答えは130人)、弥生をアピール。
 
 「会計ソフトでは新しい法令に対応することが重要。民主党政権に変わり、法令の面でもいろいろ変わる可能性がある現在だからこそ、購入後のサポートやアップデートが保証されているメーカーのソフトを選んでいただきたい」と述べた。

 続くデモも岡本社長が担当。弥生の社長に就任する以前に自らが経営していた「株式会社リアルソリューションズ」時代のデータなども使って、基本的な入出金データの入力の仕方や、最初に導入する際の操作、決算報告書の作成画面などを実際に操作をしながら説明した。

 岡本社長は最後に、「毎日入力しなくても、週に一度入力しておけば、決算報告書も簡単に作成できます。また、いま非常に社会状況が厳しい中で、自分の会社が儲かっているのかどうか、日々の会社の状態を正確に把握するためにも、ぜひ弥生を活用してお金を儲けていただきたい」と来店客にアピールした。

 デモの後には抽選会が行われ、弥生シリーズ購入に使えるビックカメラの商品券2万5000円分のほか、4GBのUSBメモリや弥生の入門書などが来店客にプレゼントされた。

 店頭イベントには40~50人の来店客が集まり、弥生10シリーズの店頭パンフレットを見ながら熱心に耳を傾ける女性や、デモ終了後に「ずっと弥生を使っている」という愛用者が岡本社長に話しかけるなどの光景も見られた。

弥生10シリーズは12月4日一斉発売。有楽町ビックカメラ店頭では主力商品の「弥生会計10」と「やよいの青色申告10」が山積みされている会計ソフトが最も売れる12月~2月の間、弥生の主力である会計/青色申告では、合計49.4%の本数シェアを持つ
弥生の社長に就任する前、経営していた会社で実際に弥生を使っていた岡本社長は、当時のデータを使って、具体的に入出金の入力や収支の見方などをデモ店頭では来店客にビックカメラの商品券やUSBメモリなどが当たる抽選も行われた


(工藤 ひろえ)

2009/12/4 16:06