Teradata Database内のデータをカラム単位で暗号化する「Protegrity DPS」

　日本テラデータ株式会社は3月2日、米Protegrityの暗号化ソフト「Protegrity DPS」をTeradata Database向けに発売した。

　Protegrity DPSは、データの暗号化と暗号鍵の管理技術に優れ、Teradata Databaseテーブルのカラム単位でデータ暗号化できるソフト。管理ツールで設定されたセキュリティポリシーに従って、ユーザーのデータ操作や閲覧権限を管理でき、データベース管理者権限とセキュリティ管理者権限を明確に分けることで、データベースへの不正なアクセスやデータの不正利用を防げる。コンプライアンスの監査やモニタリング、レポーティングにも対応する。

　Protegrity DPSの価格は、Teradata SMPサーバーの単一ノード向けの最小構成で972万円（税別）。日本テラデータは国内販売にあたり、Protegrityの販売代理店であるMONETから販売支援を受け、金融業を初めとする全業種へ展開していく方針。