ソフトエイジェンシー、Rubyのソースコードを暗号化する「RubyEncoder」


 株式会社ソフトエイジェンシーは3月3日、Ruby/Ruby on Railsのソースコードを暗号化する「RubyEncoder」を発表した。価格は3万1500円/ライセンスで、3月8日より提供する。

 RubyEncoderは、Ruby/Ruby on Railsのソースコードをバイトコード形式に変換する製品。簡単に解読できなくすることで、商用アプリケーションとして配布する際などに知的財産の保護が実現する。特長は、多彩なアプリケーションロック機構を搭載する点。IPアドレス、MACアドレス、ドメイン名が一致しないとアプリケーションをロックして動作不能にできる。これにより、安易なコピーを防げるほか、アプリケーションに有効期限を設定して体験版も容易に作成可能。また暗号化とは別に、アプリケーションの実行に必要なライセンスファイルも作成できる。これにより、評価版や製品版など異なったライセンス配布が可能だ。

 製品構成は、エンコーダとスクリプトローダの2種類。暗号化するエンコーダは1ライセンスで1台のみインストールが可能。複合するスクリプトローダは無制限で利用できる。

 動作環境は、Windows/Mac OS X/Linux/FreeBSD、Ruby 1.8.6/1.8.7/1.9.0//1.9.1。




(川島 弘之)

2010/3/3 18:00