OKINET、ビデオ会議の低価格オールインワンパック「VOCS-Lite」


 沖電気ネットワークインテグレーション株式会社(OKINET)は3月16日、ビデオ会議エントリーパック「VOCS-Lite」を発表した。同日より販売を開始する。

 VOCS-Liteは、ビデオ会議システムで必要となるサーバーやクライアントソフト、Webカメラ、マイクスピーカーなどをパッケージ化し、導入・運用時の各種設定を簡略化することで、低価格を実現したパッケージ製品。

 ビデオ会議ソフトには、沖電気工業株式会社(OKI)の「Visual Nexus」を採用。最大30拠点を同時に結んだ会議に対応。会議参加拠点のうち、最大16拠点分の映像を表示できる。会議中は、PowerPointやExcelの画面を共有することができ、画面上でマーキングしながら議論を行うといった使い方にも対応している。このほか、拠点ごとに送受信できる映像・音声通信の帯域の上限を設定したり、ビデオ会議専用端末を混在したりといった使い方にも対応している。

 価格は、5拠点で導入する場合で128万円(税別)から、10拠点で導入する場合で161万円(税別)から。同社では、今後3年間で600セットの販売を目標としている。





(福浦 一広)

2010/3/16 12:30