テラデータ、パートナー支援としてDWHサーバー検証施設を開設


 日本テラデータ株式会社(以下、テラデータ)は5月18日、パートナー企業専用の「Teradata検証センター:Teradata Competency Center(以下、TCC)」を港北事業所内に開設し、6月1日より運営すると発表した。

 TCCは、テラデータのパートナーが「Teradata Data Warehouse Appliance 2550(以下、Teradata 2550)」の評価・検証を行える施設。Teradata 2550は、部門単位の導入に最適なDWHサーバー。まずは小さく始め、必要に応じて上位機種へ移行できるため、将来的に大規模な「Enterprise Data Warehouse」を実現するとっかかりとしても最適な製品という。

 TCCではTeradata 2550を常設。販売活動や連携ソリューション開発を目的に、パートナーが機能検証、アプリケーション動作確認、ベンチマークテストなどを行える。顧客の実データをロードして利用することも可能なため、現在のシステムとの比較も可能だ。

 評価・検証にあたっては、テラデータのエンジニアが技術支援を実施。それも含め、すべて無償で利用できる。テラデータでは、パートナー企業との連携で拡販に注力し、協業ビジネスをこれまで以上に推進していくとしている。




(川島 弘之)

2009/5/28 14:51