日本ユニシス、グローバルに使えるSaaS教育基盤「LearningCast」新版


 日本ユニシス株式会社は3月15日、教育プラットフォーム「LearningCast」の強化版を提供開始した。

 LearningCastは、SaaS型の教育プラットフォーム。企業の研修やeラーニングをインターネット越しに管理できる。強化版となる「アップデート2」では、メニューやメッセージで英語表示に対応。グローバル企業の社員教育に広く活用可能になったとする。

 このほか新機能として、システム管理者から利用者に向けた「お知らせ機能」、ログイン後のホーム画面における「表示項目選択機能」、出題者がアンケートの設問ごとに必須回答の有無を設定できる「必須回答項目設定機能」、パスワードの有効期限など設定できる「パスワード管理機能」などを備えた。

 また、教材ファイルの「学習順設定機能」も搭載。例えば、A/Bの2つの教材ファイルを登録し、Aが終わるまでBを参照不可にするなど、ファイル間の順序を設定できる。

 社内教育に活用する場合の価格は、1~10名までで8000円(税別)/月。11名以降は1名につき800円(同)/月が追加される。ボリュームディスカウントを採用しており、5000名以上では1名につき90円(同)/月で利用可能。日本ユニシスでは、今後3年間で10億円の売り上げを目指す。




(川島 弘之)

2010/3/15 17:01