アシストが「秘文ログ管理パック」、ログ活用環境を短期間で実現

　株式会社アシストは3月16日、クライアントPCの操作ログ活用環境を短期間で実現する「秘文ログ管理パック」を発売した。

　秘文ログ管理パックは、日立のPC情報漏えい対策ツール「秘文」と、統合ログ管理ツールを組み合わせて、操作ログの活用環境を実現する製品。秘文は別途用意する必要があるが、ログ管理製品のライセンスやアシストの技術支援サービス/製品サポートが提供される。ログ管理には、インフォサイエンスの「Logstorage」か米SenSageの「SenSage Enterprise Security Analytics」の好きな方を選択できる。

　秘文で取得した操作ログは、ログ取り込み用アダプタを通じて、アクセスログやアプリケーションログと一緒にサーバーへ自動収集。これを基に、事前に用意された10種以上のレポートテンプレートを使って、ファイルアクセス履歴、ファイル外部持ち出し履歴、プリンタ印刷履歴など、さまざまな角度から分析できる。監査担当者は自分のPCからWebコンソールで直感的にログを確認可能なほか、PDF・HTML形式のレポートを自動生成できる。

　ログ管理にLogstorageを選択した場合の最小構成価格が198万円（税別）。アシストでは2010年末までに30社への導入を見込む。