日立、初期コストを最大80％抑えた中小向けディスクアレイ

AMS 2010

　株式会社日立製作所（以下、日立）は5月12日、中小規模システム向けのミッドレンジディスクアレイ新モデル「Hitachi Adaptable Modular Storage 2010（以下、AMS 2010）」を発表した。従来の「AMS 2000シリーズ」にボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」を標準搭載し、かつ、初期導入コストを最大約80％抑えたのが特長。5月13日から販売を開始する。

　AMS 2010は、AMS 2000シリーズのエントリーモデルとして、PCサーバーなどで構成される中小規模システムに向けた製品。AMS 2000シリーズのコントローラーなどの内部構造を活用し、高信頼なハードウェアを提供するとともに、データの遠隔コピー機能やバックアップ機能などもオプションで提供する。

　また、製品の保守や安定稼働を支援する製品保証期間を、従来のAMS 2000シリーズの1年間から3年間に延長している。

　主な仕様は、デュアルコントローラー、ファイバチャネル×4ポート、4GBキャッシュメモリ、容量285GBからで、価格が175万5600円から。