チェック・ポイント、ポリシー変更管理機能を提供する新Software Blade


 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は7月17日、ポリシー変更管理の機能を提供する新しいSoftware Bladeである「SmartWorkflow」を発表した。同日から受注開始する。

 SmartWorkflowは、「Software Bladeアーキテクチャ」上で動作する新機能。ゲートウェイに必要なセキュリティ機能だけを選択して組み込める同アーキテクチャでは、既存のセキュリティインフラに目的の機能だけ柔軟に導入できるため、TCOを抑えられるのが特徴となる。

 SmartWorkflowの特徴は、ポリシー変更管理として、セキュリティ管理コンソールにおけるポリシー変更の追跡・承認・監査プロセスを自動化し、設定ミスを最小限に抑えられる点。具体的には、セッションの作成・編集・変更レビュー・承認申請・承認取得・変更適用といった一連のワークフローを単一のコンソールで実行するほか、承認申請前にレポートを作成して変更、追加、削除の内容を確認するといったことが行える。

 Software Bladeアーキテクチャではこのほか、「セキュリティ・ゲートウェイ Software Blade」として、ファイアウォール/IPsec VPN/IPS/Webセキュリティ/URLフィルタリング/アンチウイルス/アンチスパムなど、「セキュリティ管理 Software Blade」として、ネットワーク・ポリシー管理/エンドポイント・ポリシー管理/ログ&ステータス/モニタリング/管理ポータル/IPSイベント分析などの機能が提供済み。SmartWorkflowは、セキュリティ管理 Software Bladeのラインアップを拡充するものとなる。




(川島 弘之)

2009/7/17 15:24