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実は企業に最適? Googleのエンタープライズサービスを分析する


 Googleといえば、サーチエンジンだけでなく、さまざまなインターネット上のサービスを提供している。多くのサービスは、一般ユーザー向けのモノと思われているが、Googleにおいてもエンタープライズ向きのサービスが提供されている。実際、GoogleマップやGoogle Earthなどのサービスも企業において有償で利用することができる。

 「Googleでは、ユーザーに提供するサービスを企業向けとか、一般ユーザー向きとかに分けて開発しているわけではありません。基本的には、多くの皆様に利用できるサービスを開発しています。その中で、企業でも利用できるサービスを切り出して提供しています。このため、企業でなくても、学校やNPO法人など、非営利の組織やSOHOなどの小さな組織で利用できるシステムが提供されています」と語るのは、グーグル株式会社のエンタープライズセールスマネージャーの大須賀利一氏だ。

 「Googleの利益の多くは、広告であげていますが、エンタープライズ分野はここ一年の伸び率が150%前後になっています。これは、広告ビジネスよりも高い伸び率を示しています。ただ、広告ビジネスに比べると、まだまだ規模の小さなビジネスですが、将来的にはGoogleのビジネスの中でも大きくなっていくでしょう」(同社広報の斉藤香氏)


検索アプライアンスがメインビジネス

Google検索アプライアンス「GB-1001」は、このような2Uサイズのユニットになっている。ハードウェアとしては通常の2UのPCサーバーがそのまま使われ、OSにはGoogleで改良されたLinux、この上にGoogleの検索エンジンが搭載されている

ベースとなるGB-1001を複数台利用して、クラスタリングやフェールオーバーなどにより冗長性をサポートしたり、検索パフォーマンスをアップしている
 現在、Googleにおいて最も大きな企業向けビジネスとなっているのが、「Google検索アプライアンス」だ。

 最近注目を集めているキーワードとして「エンタープライズサーチ」があげられる。これは、「企業内に存在するさまざまなデータを一括して検索できるようにする」ということだ。エンタープライズサーチが注目されてきている理由としては、企業における非構造化データが非常に増えてきたことにある。

 最近の企業では、ワープロで作られた仕様書やPDFファイルになったマニュアル、プレゼンテーションファイルなど、今までデータベースで扱っていた数値データ(構造化されたデータ)以外のデータが膨大に増えてきている。最近の仕事においては、必要とする情報を探し出すことに、作業時間の大半が使われるといったこともあるほどだ。

 そこで、Googleが提供したのが、高度な検索サービスを提供しているGoogleの検索システムをハードウェア込みのオールインワン化したGoogle検索アプライアンスだ。

 「Google検索アプライアンスには、多くのユーザーに評価の高いGoogleの検索エンジンを入れています。Word、PDF、テキストなどさまざまなデータが検索できるようになっています。もちろん、社内のWebサイトにあるデータだけでなく、ファイルサーバーにあるデータ、社内のリレーショナルデータベースに存在するデータなども検索することができます。また、便利なのは、企業ユーザーの多くが慣れているGoogle検索のインターフェイスそのままに企業内のデータも、インターネット上のWebサイトも検索できます」(大須賀氏)

 現在、Googleの検索アプライアンスは、1500万のドキュメントやCognos、Oracle、SAS、salesforce.comなどのデータベースも検索が可能なGoogle検索アプライアンスと5万~30万のドキュメントが検索できる(データベースの検索は不可)「Google Mini」の2種類が発売されている。

 価格に関しては、検索できるドキュメント数によって異なるが、最小モデルとなる5万ドキュメントが検索できるGoogle Miniが約50万円(1年間のサポート料を含む)。2年目からは、サポート料(ソフトウェアのアップデート、ハードウェアの交換サービスなど)が必要となる。

 Google検索アプライアンスに関しては、1500万のドキュメントをサポートしたものが、約1億3000万円ほどになる。

 自社のWebサーバー上での検索などは、代理店が販売するGoogle検索アプライアンスを導入するのではなく、ホスティングサービスを行っているNTTコミュニケーションズがGoogle検索アプライアンスをパッケージとして提供している。NTTコミュニケーションズのGoogleアプライアンスを利用している企業としては、ソニー、上新電機、JTB、東進ハイスクールなどの予備校を運営している株式会社ナガセなどがあげられている。これらの企業では、自社のWebサイト内の検索エンジンとしてGoogle検索アプライアンスを利用して、一般ユーザーに利便度の高い検索サービスを提供している。


学校や中小企業にとってメリットの高い「Google Apps for Your Domain」

 Ajaxアプリケーションの代表としてあげられるGoogleの電子メールサービス「Gmail」は、Web上で非常に使いやすいユーザーインターフェイスを持つだけでなく、2GB以上の大容量メールボックスやGoogle検索エンジンを利用した検索機能、シームレスに統合されたチャットのGoogleトークなどが利用できる。さらに、Gmail自体でスパムメールの削除、ウイルスチェック機能など、メールに必要な機能がほとんど提供されている。また、GmailのメールボックスへのPOP3アクセスもサポートされているため、PCのメールソフトなどから、Gmailのメールを受信することもできる。

 さらに、携帯電話などからもGmailのメールボックスにアクセスできるため、PCだけでなく、携帯電話からも簡単にメールをチェックすることができる。

 ここまでくると、インターネットにアクセスする環境さえあれば、PCであれ携帯電話であれ、シームレスな環境で、簡単にメールにアクセスできる。

 Webメールとしては、Ajaxを利用することで、非常に使いやすいユーザーインターフェイスを実現しているGmailだが、個人が使うならgmail.comというGmailのドメイン名が割り当てられるのは、あまり気にならないだろう。しかし、企業や個人事務所、学校などにおいては、やはり独自のドメイン名を使いたいというリクエストがあるだろう。

 そこで、Googleが提供したのが「Google Apps for Your Domain」(以下、Your Domain)だ。このサービスは、GmailなどGoogleが提供しているサービスを独自ドメインで提供しようというものだ。

 ユーザーが独自ドメインを取得しておく必要があるが、評判の高いGmailの環境をそのまま自分のメールシステムとして利用することができる。このため、自社の内部にメールサーバーを構築して、運営・メンテナンスする必要もなくなる。

 現在、ベータサービスとなっているYour Domainでは、最初にユーザーが必要とするアカウント数を入力するとその分だけアカウントが作成される。一度、最大アカウント数を作成すると、システムにログインしてから、アカウント数を増やすことは現在できない。Googleでは将来的にプレミアムサービスとして有償でメールシステムを提供しようとしている。

 コストに関しては、ベータサービスのため詳細はわからないが、今までのGoogleの例から見ると、アカウント数を制限したサービスは無償で提供し、ある程度まとまったアカウント数(例えば、100、1000アカウントなど)は、有償になるのかもしれない。

 さらに、Your Domainと同じシステムを学校などの教育機関向けに提供している。このサービスでは、全生徒数のアカウントが無償で提供される。


Your Domainのサービス画面。Your Domainを利用するためには、事前にドメインを取得しておく必要がある 独自ドメインを使ったGmailのUI画面。Gmailと同じUIで利用できるのでユーザーも使いやすい 独自ドメインでのログイン画面

独自ドメインの管理者IDでログインした場合は、このような画面が表示される。ここでは、Gmailのアカウント作成や個々のアカウントが使用しているディスク容量の管理などもできる。Your Domainサービスで利用できるのは、現在Gmail、Googleトーク、カレンダー、HP作成ツールなどの4つ メールアカウントの管理画面 新しいメールアカウントの作成画面。このように、ユーザー名とパスワードを入れれば簡単に作成できる

多くのアカウントを作成する場合は、表計算ソフトでユーザー名、パスワードなどを記入して、CSVファイルとしてアップロードすれば、簡単に数百のアカウントも作成できる
Page Creatorでは、独自ドメインのトップページをWeb上で作成することができる(現在は、英語版のみ提供)
独自ドメインでは、画面に表示されるGmailやカレンダーなどのロゴを独自のものに変更することができる

 Your Domainでは、Gmailだけでなく、チャットのGoogleトーク、Googleカレンダー、独自ドメインのWebページを簡単に作成できるGoogle Page Creator(英語版)、パーソナライズドトップページなどが用意されている。現在はこのくらいだが、将来的には、ワープロや表計算などのGoogle Docs&Spreadsheets、Bookmark、Googleのブログシステム「Blogger」など、さまざまなGoogleのサービスがYour Domain上で提供されることになるだろう。

 個人的には、Google自体が低価格で独自ドメインの取得もしくは、管理を行ってくれるとYour Domainを利用する上では、非常に便利になる。DNSのMXレコードの設定やCNAMEレコードなどさまざまな設定が、それぞれのドメイン登録事業者によって異なるため、Googleが一括して管理をしてくれると、非常に簡単なユーザーインターフェイスで使用できるだろう。

 大企業やITに意欲的な中小企業などは、自社の内部でメールサーバーを運営したり、ホスティングサービスなどにメールサーバーを置いたりすることを積極的に行っている。しかし、数十人、数人規模の小規模事業者や個人事業主などは、メールサーバーの運用は面倒で、コストのかかるものだった。GoogleのYour Domainを利用すれば、Gmailという全世界で1日数百万メールを扱っている信頼度の高いメールシステムが自分のドメインとして利用できる。ベータ版を使っていれば、設定したアカウント数までなら、そのまま無料で使えるかもしれない。また、アカウント数の多いプレミア版を使うことになっても、それほど高額なコストにはならないだろう。

 さらに、学校などの教育機関では、専門の教育を受けたIT管理者が存在しない場合がある。このような場合にも、教育機関向けのYour Domainは非常に便利だ。簡単にメールアカウントを管理できるし、スパムやウイルスチェックなどもGmail側で行ってくれる。特に、教育機関向けには、アカウント数無制限(在校生だけでなく、卒業生にもアカウントが配布できる)で、無料というのもありがたい。


マップデータや衛星写真にコストがかかるGoogleマップ、Google Earth

 地図サービスとして有名なGoogleマップやGoogle Earthも企業での利用を前提にしたエンタープライズサービスが用意されている(Googleマップは、現在カナダ・米国のみ)。

 Googleマップは、Ajaxを利用したインタラクティブなマップとして多くのHPで利用されている。Googleのライセンスによれば、Google Maps APIを利用してインターネット上の不特定多数のユーザーに地図サービスを無料で提供する場合は、無償で利用できる。これ以外のイントラネット上にあり、限定されたユーザー(社内とか)しかアクセスできないサービスにGoogleマップを利用する場合や、インターネット上で限定されたユーザーに有料で地図サービスを提供している場合は、Google Maps for Enterprise(以下、エンタープライズGoogleマップ)という有償サービスとなる。

 エンタープライズGoogleマップでは、一年間の利用料金のスタート金額が1万ドルとなる(ただし、アクセスされるページビュー回数、Geocodeをリクエストする回数などによって増減する。詳細はGoogleに問い合わせのこと)。この金額には、プログラミングなどの電話サポートなどが含まれている。Googleによれば、このコストは、エンタープライズへのサポート料金だけでなく、Googleが利用している各地の地図作成メーカーや衛星写真を提供している企業へのロイヤルティも入っている。

 企業にとって便利なのは、エンタープライズGoogleマップを利用する場合は、一般のGoogleマップ上に表示されている広告を表示しないように設定することができる(Googleの広告を表示したり、自社の広告を表示することも可能)。

 日本国内でもゼンリンやアルプスなどが日本国内の地図データを販売している。これらの地図データは、高額であったり、専用のベクトルデータフォーマットだったり、専用のアプリケーションが必要だったりする。このため、社内で独自のGIS(Geographic Information System:地理情報システム)を構築するのは、プログラミング規模が大きくなり開発にコストがかかったり、日々変更される地図データに関してのアップデートのメンテナンス作業が必要になったりする。

 しかし、Googleマップを利用すれば、地図データのメンテナンスはGoogleが行ってくれるし、Google Maps APIを利用すれば、自社のデータベースと組み合わせたGISシステムが簡単に構築できる。APIが用意されているため、新たなGISシステムを構築するのにそれほど時間もかからない。実際、Googleマップを利用して新しいサービスを提供している「はてな」では、「はてなマップ」を1カ月ぐらいで開発したくらいだ。

 ユーザーインターフェイスとしては、Googleマップで提供されているAjaxを利用したインタラクティブなUIが利用できる。これなら、高度なUIを使ったGISがAjaxで簡単に構築できる。

 米国では、全米を駆け巡るトラック輸送の管理システムなどで、エンタープライズGoogleマップが利用されている。トラックからのGPS情報を受信して、トラックの現在地をプロットしたり、到着時間を予測したりすることができる。実際、SaaS(Software as a Service)のsalesforce.comのAppExchange上では、Googleマップを取り込んでGISサービスを展開している。


 Google Earthは、Googleマップと少しライセンスが異なる。個人用途でも、年間20ドルで使用できるGoogle Earthプラス、年間400ドルで使用できる専門家向けのGoogle Earthプロが用意されている。

 Google Earthプラスは、GPSアダプタなどで取得したデータをGoogle Earth上にプロットして、経路を表示することができたり、衛星地図の高精細度な印刷が可能になっている。Google Earthプロは、高解像度な衛星地図データ自体が提供されている。すべての衛星地図が高精細というわけではなく、無料版やプラス版よりも一部のエリアで高精細度な衛星地図が提供されている。このほか、高度なオーバーレイ機能が提供されている。

 Google Earthでは、これらの個人が利用するクライアントソフトだけでなく、企業向けのソリューションも提供している。Google Earth Enterprise Solutionsは、データ、ラスター(画像)、GIS、地形、およびポイントデータを統合するGoogle Earth Fusion、データをクライアントソフトウェア(Google Earth EC)にストリームするGoogle Earth Server(Google検索アプライアンスと同じようなサーバー)、表示、印刷、データ作成を行うGoogle Earth EC(エンタープライズクライアント)の3つのコンポーネントによって構成されている。

 このソリューションを使えば、不動産開発業者などが、リアルな衛星地図に開発地域の3Dモデルを取り込んで、プレゼンテーションすることができる。また、テレビ局などが、ニュース放送などに利用したりもしている。


Google Earthのエンタープライズソリューションは、イラク戦争の際にCNNなどのテレビ局が利用して、空爆中のバクダッドの衛星画像を放送したりした。これにより、リアルなビジュアルを利用して、よりわかりやすいニュースが伝えられた 不動産開発業者などは、リアルな衛星地図にCGで作成した新興住宅地のデータをマッピングすれば、今後どのように開発が進み、周りとはどのようになるのかを一目で確認することができる 保険会社などでは、エリアによって存在するさまざまな保険リスク(洪水、地震、犯罪率など)を衛星地図にマッピングして表示することができる

自動車メーカーのホンダが、自社のカーナビシステム「インターナビ」で収集した渋滞情報をGoogle Earthのデータ(KMLデータ)として提供している。現在、1日3回データ更新が行われている。さらに、インターナビの会員には、Google Earth上で到着時間を指定すれば、混雑を計算して、出発時間をアドバイスしてくれる GoogleとVolkswagenが共同で開発しているGoogle Earthを利用したカーナビ。ディスプレイチップには、NVIDIAのGPUが使われている 画面上に仮想キーボードが表示され、ここにタッチしてアルファベットを入力する

その他のサービス

 Googleの企業向けのサービスやソフトウェアとしては、Webブラウザに検索バーを追加する「Googleツールバー」や企業向けの「Googleデスクトップ」などがある。これらのソフトウェアは、機能が企業向けというよりも、一括したインストールや管理などが一元管理できるようになっている。これにより、企業内でのツールの設定管理などがやりやすくなる。Googleツールバーのエンタープライズ版では、企業独自のボタンを簡単に追加することができる。また、Googleデスクトップを企業の標準的なツールとして利用すれば、企業専用のガジェットを開発して、サイドバーにいつも社員にとって必要な情報を表示したり、さまざまな用途で利用することができる。これ以外にも、Googleデスクトップのエンタープライズ版では、検索画面にイントラネットの検索という項目が追加されている。


プレミアムサービスでエンタープライズに入り込むGoogle

 ここまで、Googleが提供しているエンタープライズ向けのサービスを紹介してきたが、このほとんどがインターネットの一般ユーザーに提供しているサービスの延長線上にある。

 「Googleのエンタープライズサービスは、企業向けに新たにサービスを開発したものではありません。さまざまなサービスを提供していく中で、エンタープライズに必要な機能を付け加えています。例えば、Your Domainならサポートするアカウント数だったりします。あえていえば、一般ユーザーの機能要求や過酷な運用環境(全世界から膨大なユーザーがアクセスしてくる環境)でサービス自体がブラッシュアップされています。このようになってから、エンタープライズ向きのサービスを提供しています」(大須賀氏)。

 今後、Googleにとっては、さまざまなサービスを有償で提供するエンタープライズサービスが重要な収入源になっていくだろう。広告ビジネスは、巨額な利益をGoogleに落としているが、将来的にはインターネット広告自体が頭打ちになる時代がいつかくるだろう(10年先か、20年先かはわからないが)。このときのためにも、企業にGoogleのサービスを提供していくことは重要だろう。

 確かに、サービスとしては、非常に魅力のあるサービスがそろっている。しかし、Googleにとって大きな問題は、提供されているAPIやさまざまなコードのサンプルなどのデベロッパーサポートだろう。このあたりは、Web 2.0にかじを切ったマイクロソフトと比べると、ひ弱な印象を持つ。また、デベロッパーツールに関しても、マイクロソフトほど充実しているわけではない。このあと、本格的にエンタープライズに入っていくためには、このあたりを充実する必要があるだろう。

 また、多くのエンタープライズサービスの問い合わせ先が米国本社になっているというのも問題だろう。やはり、日本の企業は、簡単にコンタクトしやすい日本支社を窓口としたい。さらに、企業システムを構築するシステムインテグレータにGoogleのエンタープライズサービスを採用してもらうといった働きかけが必要だろう。



URL
  Google
  http://www.google.co.jp/
  Google検索アプライアンス
  http://www.google.co.jp/enterprise/gsa/
  Google Mini
  http://www.google.co.jp/enterprise/mini/
  Gmail
  http://mail.google.com/
  Google Apps for Your Domain
  https://www.google.com/a/
  Googleマップ
  http://maps.google.co.jp/
  Google Earth
  http://earth.google.co.jp/
  Google Earthプラス
  http://earth.google.co.jp/earth_plus.html
  Google Earthプロ
  http://earth.google.co.jp/earth_pro.html
  Google Earth Enterprise
  http://earth.google.co.jp/earth_enterprise.html
  Googleツールバー
  http://toolbar.google.co.jp/
  Googleデスクトップ
  http://desktop.google.com/ja/
  Google企業向けデスクトップ
  http://desktop.google.com/ja/enterprise/


( 山本 雅史 )
2006/11/14 08:39

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