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ランキングで振り返る、2005年のエンタープライズ業界動向（1～3月） |
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Enterprise Watchで今年一年間掲載した記事の中から、アクセス数をもとに月別の10大ニュースを選出して紹介する。個人ユーザーでも関心が持てる記事へのアクセスが高くなりがちではあるが、ランキングを通じて業界全体の動きを振り返ってみる。 1回目は、1月から3月のニュースを紹介する。 ■ 【1月】Adobe Reader最新版への関心高まる Adobe Reader最新版の記事が1位と3位にランクイン。起動に時間がかかりすぎると批判の多かったAdobe Readerだが、7.0では起動の高速化などで支持を集めたようだ。また、2004年のSolaris 10無償提供の発表に続いて、Solaris 10のオープンソース化にも注目が集まった。サンはミドルウェア製品もオープン化戦略を進めており、その象徴ともいえる出来事だった。 ■ 【2月】最新CPUとx64対応OSに注目が集まる 2月はCPUの最新版や次世代OSに関する話題が多くランクインした。AMDのAMD64とインテルのEM64Tが揃い、OS側のx64 Edition対応状況に関心が集まっていた。また、Opteron搭載サーバーも増え、インテル一辺倒といった業界に変化の兆しがでてきた時期でもあった。■ 【3月】個人情報保護法の本格施行を前に関連ニュースに関心が高まる 情報漏えい対策機能を盛り込んだ三菱電機のノートPCが1位になるなど、個人情報保護法の本格施行を前に、セキュリティ関連ニュースへの関心が高まった。指紋認証機能やデータ保護など、個人情報保護法施行をきっかけに、今年発売されたビジネスPCではなんらかの形でセキュリティ機能が搭載されることになった。また、1月の4位にもランクインしていた、マイクロソフトによる「Windows Genuine Advantage Program」が4位にランクイン。このプログラムはWindows XP/2000のユーザーに正規ライセンスの利用確認を要求するもので、正規ユーザーには特典が提供されることになった。
（ 編集部 ）
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